妙にしっくりきたこと

1つ前のブログにいままで食べたものを紹介しようか、なんてことを書いて今まで食べたケーキたちのことを考えていました。
その中でもあれとあれと…あれも、印象強いなあ、なんていくつか浮かんできたのです。
でもその中で、味が浮かぶものってすごく少なかったのですよ。
でも食べたときに
美味しい‼‼
って思ったという記憶だけははっきりしているんです。

そんなことを考えてるときに、そういうことか！って思ったことがありました。


冬のスコーンで、くるみとチョコチャンクのココアスコーンというのがありました。
でも暑くなるにつれて、ココアとチョコって重いのでくるみとチョコチャンクの抹茶スコーンに変えたのです。
そしたらあるお客様から、
前にあったココアのスコーン、もう出ないですか？
って言われました。
それで、暑くなってきたからとかそんな話をしていたときにその方が、
あれすごく美味しくて衝撃だったんですよ。でも味は覚えてないんですけど。その記憶だけがある。
と言ってくれました。

そのときは嬉しい反面、美味しいのに味覚えてないって面白いなあって思っていたのです。
でも今回すごく納得してしまいました。


美味しくて味も鮮明に覚えていてさらにまた食べたいものって…わたしだと寿がきやのラーメンかな。笑
小さい頃から何回も食べてるしね。
でも、ただ、美味しかったっていう記憶だけ残るのも楽しい。
多分食べたときに
そうそうこれこれ、これですよー
って思って嬉しくなるじゃん。
美味しかったんだけど味が思い出せないとなると一層食べたくなるよね。
Mさん、ありがとう。


そういえば、OLのときの同期のちょっと変わった子が
サーティーワンのストロベリーチーズケーキ(だったかな…)が美味しくて震えた。
って言ったことがあってハタチそこらのわたしには全く理解できなかった。笑
だって食べ物くらいで震えるなんて…わたしには経験したことないしきっとこの先もないんじゃないかって思っていた。でもこの言葉が衝撃すぎて何年経っても忘れられなくてずっとそのときを待っていた。
そしたら来たんですよ。

それが何だったかっていうのは、またいつかのお楽しみにしておきます。