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まほうのはこ
わたしが中1のとき使っていた英語の教科書、ニューホライズン。
その中に、MAGIC BOXというお話がありました。


ある日、不思議な箱があって、なんでも好きなお願いを3つ叶えてくれるというものだった。
見つけたおじいさんと娘は半信半疑で象出して!とか言って2つお願いを使っちゃう。
のこり1つになったときに3人の賢者に願いを考えさせた。
1人目の賢者はたくさんのお米かパンを、2人目の賢者はお金を、と言った。
そして3人目の賢者の発言がクエスチョンマークになりThat's a good idea!となる。
当時、わたしは答えが分からなかった。
みなさんは分かりますか?

このお話がすごく印象的でずっとこころの中にいました。
教科書は何年かに1回改訂されるから友だちの妹の教科書を借りてみたけど載ってない。
だから、2年前くらいにとうとう図書館に行き、わざわざ過去の教科書を資料室から出してもらってコピーしてきました。執念…
だって大好きだったんです。
大好きだし、何かと思い出す。
どんなときかっていうと、わたしはよく、あゆみちゃんは真面目、とかまっすぐ、とか言われて、だから頭がカタイから応用力がない。縦のものを横にできない、と言われます。
本当そうで、昔、職場で業務用のモッツァレラチーズを切り分けるとき均等に切るの難しいなあと思いながらやっていたらある日先輩がチーズを横にねかせて切っていました。わたしはずっと縦長のチーズを立てたまま切って苦労していたのに…こういうことが多々あります。そういうとき自分の応用力のなさに落胆しながら、だってあのときの3人目の賢者の答えも分からなかったもんなあ…と思うのです。
物事をもっと柔軟に捉えられるようになりたいです。

だからお店を持てたら、本当はまほうのはこっていう名前にしたかったのです。
魔法箱→Mahou Baco
英語で→Magic Box
なんか、MBがかぶってる感じも好きだった。
結局、語呂が悪いなーと思ってやめちゃったけど…

しかもね、1人目と2人目の賢者は男性なんだけど、いい答えを出した3人目の賢者は女性なんです。
そこもこの話が好きな理由。


わたしは、好きなことや印象深いことはずっとこころに残る人間なんだなあとブログを書いていて思います。
事の大小に関わらず。引っかかったかどうか。くだらないことも。

そして答えはMAGIC BOXなのでした☻
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旅のはなしのつづき6
ターニャとはダブルベッドで一緒に寝ていて、寝る前にわたしはクリームを塗っていました。そしたらそのクリームの香りがすごく好きだって言ったからあげました。
そしたらターニャは持っていたニベアのクリームをくれました。


裏の文字が見慣れないね。
セルビア語?
今でも大切にとってあります。
あのときわたしがターニャと一緒にいた証として。

それで、最終日の朝。
ターニャは次の街に移動する。
わたしはクラビに帰る。
だからホテルからタクシーに一緒に乗って途中でターニャは降りました。
前夜に秘密でターニャにカードを書いていてそれを渡しました。
ちなみに、カレンは最終日だけ会えなくてカレンの部屋にもドアの下からカードを入れておきました。見てくれてたらいいな。
別れるときにわたしは泣いてしまって、ターニャはよしよししてくれて運転手さんに、この子は船乗り場に!って言ってくれてました。
そこからはまた1人。わたしがしょんぼりだから運転手さんが
彼女は友達か?
って聞いてきた。
そうだよっ
て話しながら盛り上げてくれました。

またまた船乗り場のチケット売り場。
そう、帰りのチケットは持ってない。
しかもなんとチケットの窓口が20個くらいあってその中のどれかがクラビ行きのチケット売り場。
分かるわけがない!
とりあえず適当に空いてる窓口でクラビに行きたいって言ってみる。
すると、○番窓口行け!
○番窓口に行く→クラビに行きたい!
△番窓口行きなさい!
△番窓口に行く→クラビに行きたい!
□番窓口よ。
おいおい…わたしの発音が悪いのかい?
□番窓口に行く→クラビに行きたい!
これの繰り返し…
結局△番窓口みたい…
で、戻る。
するとチケット買えた!
…結構始めの方で来たよね?
とか思いながらも一安心。

船乗り場で待ってると、ドイツ人のヒゲもじゃな陽気なおじさんに話しかけられました。
トイレに行きたくなったんだけど荷物多いし我慢してました。
そしたらヒゲもじゃおじさんが
見ててやるから行っといでって。
…大丈夫なのか…でも行きたい…
そしたらおじさん、トイレ代を払ってくれました。
…海老で鯛を釣る…
とか考えながらもわたしお得意の行っちゃえー精神で荷物預けてトイレにダッシュ!多分何も取られてない。
そこから船の1時間、おじさんとずっと一緒。ずっとしゃべってるなあ、おじさん。笑
タイに入国したらおじさんがCD-Rを1枚とパンフレットをくれました。
おじさん、観光会社をやってるそうで次にきたらここでツアー組んでね、とか言っていました。
なるほどー…ってもう多分来ないかな。でもありがとう!

おじさんとバイバイしたら次がまた難関でした。
行き先別にバスに分けられる。
クラビーって叫んでる赤ちゃんを抱っこしたお姉さんがいて、着いていく。
大丈夫なのか…
とか思いながらもまあ今までも大丈夫だったしーとか、いつしかお気楽なわたしでした。
そこからまたバスで移動…
途中で行きのワゴンみたいなやつに乗り換えました。
本当に着くかな…同乗してる白人女性(勝手な予想だと多分フィンランド人)に、わたしはクラビタウンに帰りたいんだけど大丈夫かなあ…とか話しながらいたら…いつもの光景!
いつも行くタウンから少し離れたカオモッガイ(チキンカレーピラフ)屋さんのとこだー!ってなって、わたしは慌てて降りまーすって言いました。
予想フィンランド人のお姉さんとバイバイして、ウキウキで降車。
後から考えたら、タウンまではもう少しあるからまだ乗ってたら良かったのに…
でもね、安心したんです。
無事に帰れて。
いろんな人に助けてもらったけど、日本人は誰もいなくてでもなんとかなった。
すっごい達成感。
だってこれもう7年前とかのことなのにこんなにも鮮明に覚えてるんです。
降りてからタウンまでの道のり、いつもの散歩コースとはいえお疲れのわたしにはかなりきつかったですが…

これが、わたしの1つ目の旅のお話でした。
旅のはなしのつづき5
タイやマレーシアだけなのか、はたまた海外がそうなのかは分からないのですがあちらはホテルの代金が一部屋いくら、という計算方法なのです。
日本だと一泊二食付きお一人様いくら、となりますよね。
ターニャは2人部屋しか取れずこの部屋を選んだけどわたしが行っても同料金でした。
なんとダブルベッド!
しかもホテルがキレイで嬉しかったあ。

わたしがタイで借りてた所なんて一泊450円くらいのコンクリートの牢獄のような部屋だったから…扉の上は柵になってたから覗けたし。でもそこはホットシャワーだったんです。共同だけど。ボロボロのマットレスに布1枚。今は無理かな…
それに比べたらバスタブもあるし本当キレイだったのです。

お姉ちゃんに、
もっしかしたら悪い人かもしれない。だからパスポートやお金は必ずお風呂のときも離さないで、と言われていました。
今思うと、全く知らないセルビア人をよく信じたなあ。でもターニャはいい人でした。


次の日からターニャに連れられるがまま観光しました。
もーのすごい高いロープウェイに乗ったり(あまりの高さで怖すぎて震えてたら同乗してたマダムがずっと手を握ってくれて嬉しくてその手の写真もあります)マングローブを見に行くツアーに参加したり、山登りしたり、スターバックス行ったり、とにかくいろいろなことをしました。


そんなこんなで3泊して、ついに帰りの日を迎えるのです。
旅のはなしのつづき4
ターニャに会ってから、ターニャが前日に知り合ったっていうオランダ人のカレンと3人でその夜は過ごしました。カレンは同じホテルのナナメ前の部屋を借りていました。

さっきまでタイ語が通じたのにもうここでは通じなくて、あータイ語のこれだよーって思うことが多かったです。
わたしはナシゴレンを夜ご飯に注文。
ナシゴレンってマレーシアの食べものだったのか…ってその時知る。
タイ語はご飯の名前は結構今でも覚えています。やっぱり興味があることは覚えも早いです。
あと、パズルみたいで面白いのです。
例えば炒飯。
タイ語ではカオパット。
カオはご飯でパットは炒める。
ね、簡単。
そんな感じ覚えていき易い。
タイの代表ご飯の蒸し鶏肉のせご飯ならカオマンガイ。
カオはご飯でマンは油でガイは鶏。
水はナム。
だからナムマンは水、油だから…ガソリン!
ほら楽しい。
フランス語より覚え易いのです。
あとは20までの数学を覚えていたからご飯屋さんではいつもちゃんと食べたいものが食べれていました。
蟹チャーハンが食べたければ
カオパットプー
麺はバミーだからバミーナムプーだと蟹のせ汁ありラーメン。
ナムは水だから汁ありってことに!
パッカーの日本人にタイで会ったとき、いつも食べたいものが食べれなくて…という方がいてその人の希望のものが頼めたのですが実は食べもの以外の事は全然知らないという事は秘密なのです。

話がそれたけれどナシゴレンはどうやらナシがご飯でゴレンが炒める、らしい。
なぜならターニャが注文したメニューがミーゴレンで、焼きそばみたいなのが来たから。きっとミーが麺でゴレンは炒める、かな。
こういうの楽しい!のはわたしだけ?

夜はビーチに3人でお酒を飲みに行きました。
普段お酒なんて飲まないからフラフラ。それに長旅で疲れているはずです。
でも楽しかったんです。
ビーチにろうそくがいっぱいあってそこを3人で囲んでビールを飲んだり、ステージでフェスをやってて踊ったり(ターニャは逆ナンしていました。)ビーチのバーでわたしをイメージしたカクテルを作ってよって言ったらピンクとオレンジがキレイなカクテルを作ってくれたり、結構前のことなのに今でもはっきりあの日のことは覚えているのです。
カレンはわたしが自分より年上だと知ってとても驚いていました。
アジア人は身体が小さいもんね。

そんないろんな話をしてビーチをゆっくり歩いて、わたしたちはホテルに戻ったのです。
旅のはなしのつづき3
ターニャは前日にランカウイ入りしていました。
その日の夜にメッセージをくれました。
メッセージには、クラビからの簡単な移動の時間配分とかホテルの名前とかがありました。
ランカウイに着いたらまずタクシーを捕まえて、値段交渉。20リンギットくらいで行けるから、それ以上はぼったくりよ。時間は30分もあればホテルに着くよ!
みたいなことが書いてありました。

話を戻してランカウイ到着。
美男美女の写真を撮ったらいよいよ1人ぼっち。
確か…ケンタッキーとかそんなんもあって、結構賑わっていたような…
妙に興奮していて、高揚していたのだけははっきり覚えています。
死にたくなかった。笑
だから気持ちを高くしていたのだと思います。
そしてアジア特有の
タクシー
タクシー
の声。
タクシーのキャッチがいっぱい!
そこでホテルの名前を言う。
ホテルランカスカ!
で、値段を言われる。
最初の人は確か50リンギットとか言ってきたかな…ターニャが言うより高いなあ、次!
ランカスカ!
で、次で25リンギットって言われる。
迷ってもう1人に聞く。
ランカスカ!
30リンギット。
もう25リンギットのおじさんに戻ろう!
というわけで25リンギットのおじさんのタクシーで行くことに!
そしたらおじさん、ホテルランカスカは2つあってどっちだ?って聞いてきた。
えー!
確か確か…ターニャのメッセージに、空港近くってあったような…
near the airport…!
とか言ってみる。
oh!yes.yes.言ってるよ、本当かね?
大丈夫か?
もーいーや、行っちゃえ!笑

ターニャのメッセージには30分あれば充分ホテルに着くよとありました。
でも30分経っても着かない…
え…
拉致…?
売り飛ばされるのか、わたし⁈
途中からヒヤヒヤでした。
そしたらホテルの前の道でターニャが待っていてくれたのです!
しかもなぜか手を振っていた気がする。
後から聞いたら、順調に行けばランカウイにはマレーシア時間で17時半着。(タイとの時差1時間)そこからタクシーで30分弱だから18時には着くと思ってたのに18時を過ぎたから、心配になって道まで出てくれていたとの事。

見つけた瞬間、あーー!ターニャー!
って思わず叫ぶ!
もちろんおじさんは拐うきなんてさらさらないからホテルに入っていく!
それでターニャと無事再会!
バスで10時間、船で1時間。
わたしはヘトヘトのはずなのに嬉しくて嬉しくてたまらなかったのです。

わたしは海外に行く時に必ずこんにちはとありがとうを覚えてから行きます。
だからタクシーのおじさんに言ったのです。
トゥリマカシー!(ありがとう!)
そして
サマサマ(どういたしまして)
挨拶って、嬉しいよね。
こうしてわたしのランカウイは始まりました。
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2013年7月で閉店した長谷川焼菓子店のあれこれいろいろ書いてます。
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