雨

雨がすごかったです。

わたしは雨を好きになりたいのです。
だいたい雨って嫌われるでしょ。
お洗濯かわかないし、お出かけも大変。
あんまりみんなに好かれない。
だから雨を好きになりたい。

わたしは雨に関することが好きです。
いろいろある雨話の中で、1番好きなことのお話をします。


昔、未成年というドラマがありました。
いしだ壱成さんのやつ。野島伸司作品です。わたしが小学生くらいのときにやっていたやつかな。

そのドラマを観たのはOLのとき。当時お付き合いしていた彼のすすめで。
なんとVHSを全巻レンタルしてみました。笑 そう思うと、時代流れってすごいよね。もうVHSレンタルなんてないよね。そんなに昔のことじゃないのになあ。

その中でずっと忘れられないシーンがあるのです。
第4話の最後。
雨の中でヒロト(いしだ壱成)は泣いているのです。何で泣いてるかは忘れちゃった。
そしたら、モカ(桜井幸子)が傘を差し出す。
そしたらヒロトは、セリフとかは忘れちゃったんだけど、とりあえず拒むわけですよ。モカがぬれちゃうから。
そこでモカのひとこと。

いいの。わたしはとっても…雨が似合うから。

ズッキューン‼
すてきでしょー。
世の男性はあのときのモカに恋したね。ちなみにわたしもしたね。
そんなこと言われたら、傘を拒めない。これ以上の言葉はないと思うのです。
ほとんどドラマなんてみない、ましてテレビもあんまりみないわたしの中で物凄く印象深いシーンなのでした。


話を戻して雨のこと。
じゃあ2番目に好きな雨のお話。
わたしが1番好きなケーキ屋さんは
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌです。代官山にあります。
ここのケーキが食べたくて東京に出たと言っても過言ではないです。
パティシエ弓田享さんに会いたかった。(ちなみにお会いできたときは感動で硬直状態)
弓田先生のパウンドケーキの本のごあいさつにある言葉、

もうこれ以上のパウンドケーキ作りの本が出ることは決してありません。絶対の自信です。

これが大好き。
イルプルーについて話し出すと長いから今回は雨の話を。
店名はフランス語で

セーヌに雨は降る

わたしも去年、パリに行き雨が降ったときにすぐにセーヌ川を見ました。
修行中の弓田先生は何を思ったのか。


雨に関するお話はまだあって、その度に雨に近づく。雨を知る。
でも好きにはまだなれない。
雨の日にお家にいて、窓から眺めるのとかは大好きなんだけどね。

雨に関することが好き。
いつか「雨」を好きになれるといいなあ。