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景色はリヨンの方が好き。
年明けにリヨンで買ったもの。
乗り物の回数券。
それから、今さら携帯電話。パリでの生活に備えて。
切符が1月1日から値上げしてる!
でも可愛いのが出てきて許せました。

左上のがいつものやつ。
出てきたのは右の子たち!
ちなみに左下はパリの回数券です。


年明けはリヨンを観光。
友達はフランス来たいなあって言っていたけれどまさか本当に来るとは思っていませんでした。笑
来るって決まってリヨンの観光名所、フルヴィエールの丘には行かずにいました。
リヨンに来たら誰もが行く場所なのに我慢我慢…
ついにこの日が来ました。
フルヴィエール寺院。
中が本当に本当に素晴らしくて、ゆっくり見て回りました。
もっと早く来ておけばよかったー!




今まで各国数々の教会や大聖堂などに入ったけれど、1番感動しました。
イメージするヨーロッパの落ち着きのある大聖堂などの内装とはだいぶ異なるけれど、鮮やかさや豪華さ、派手さからくる迫力がわたしにはぐっときました。

フルヴィエールの丘からの眺めもきれい。



そしてパリへ移動しました。
最近パリはざわざわしています。
心配してメールをくれる方も何人かいらっしゃいます。ありがとうございます。
街には銃を持った警察官や迷彩服の方々がいる状況です。
まだ地理がよく分からないので、間違って危ない場所に行ってしまいそうですが何とかやっています。

この前、リヨンの友達と3人でお昼ごはんを食べました。
1人は昨年10月から、もう1人は同じく1月からパリ生活に。
モンマルトルの丘に行きました。
丘からのパリの景色は前にイギリスで食べた不味いうなぎのゼリー寄せの色をしていました。
リヨンの赤みのある景色の方が好きです。

最近は道具街を歩いたり、製菓や調理の本の専門店でひたすら本を見ていたり、お菓子屋さんを覗いたり、何だかフラフラしています。

一昨日は燃え尽き症候群みたいな日があってベッドから起き上がれず。
一転今日はお昼からずーっと街歩き。
パリは歩いているだけで楽しいなあ。
いろいろあるなあ。
寄り道ばっかり。
セーヌ川の橋を歩き、橋の真ん中で1人立ち止まって川をじーっと眺めていました。
あと3ヶ月で終わっちゃうんだな…
じーーん。
雨が降ってくる。
イルプルーシュルラセーヌ…


あと3ヶ月でやれることを!
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いざ、ポールボキューズへ!
リヨンに長く滞在した人で、ポール・ボキューズの名を聞かなかった人はきっといないと思います。
もちろんリヨンに行ったことのない人も、彼の名を知る人は多いはず。

1965年に得たミシュランの3つ星を40年以上維持している、リヨン近郊にあるレストラン「ポール・ボキューズ」のオーナーシェフです。

もちろんこちらに来てみんな、1度は行きたいよねえ…なんて話はよくしました。
リヨン市内にはポール・ボキューズの味を気軽に楽しめるブラッスリー、
Le Nord(北)L'Est(東)L'Ouest(西)Le Sud(南)
があります!
ちなみにわたしはスュッドに以前友達と行きました。

さてさて今回は本店に行ってきましたよ!
人生初の3つ星レストラン。
すごいのはそのお値段…
人生できっと最初で最後!
いざ突撃!

シャンパンは白を。

まずはアミューズ。

わたしたちはコースを注文しました。
前菜。
わたしはロブスターとホタテのスープ。
ロブスターと貝柱がゴロゴロ。

友達はフォワグラのパテ。

メインの前に、単品で注文したポール・ボキューズのスペシャリテのトリュフのスープがきました。


Wikipediaより…
V.G.E.に捧げるトリュフのスープ / 1975年にエリゼ宮にて(Soupe aux truffes noires V.G.E. / Plat crée pour l'Élysée en 1975)
1975年にフランスの料理人として初めてレジオンドヌール勲章(シュバリエ級)を受勲したポール・ボキューズがその際のエリゼ宮での晩餐会で、時の大統領ヴァレリー・ジスカール・デスタンに捧げた伝説のスープ。
スープ鉢の上面に、懐石料理の「椀」のふたに見立てたパイをかぶせて焼き上げたもので、パイにナイフを入れた瞬間立ち上るトリュフの香りとパイ自身の持つ芳香が絡みあうことで独特の効果を上げた懐石料理をフランスで再現したものといえる。
「スープ・エリゼ」または「スープ・ヴェ・ジェ・ウ」(V.G.E.はジスカールデスタン大統領の頭文字)とも呼ばれている。

トリュフにフォワグラに…もう具がすごいのなんのって。笑
トリュフを初めてこんなにマジマジと見ました。すくってもすくっても出てくる。ちょっと気持ち悪かった。笑
わたしはなんて食べさせがいのないヤツなのか…
味はもちろん美味しいい!!

さてメイン!
わたしは牛肉のステーキ フォワグラ乗せ。(名前は適当に書いています。笑)
う…うんまあ!!!
フランスにもこんなに美味しい牛肉あるんだね(←失礼)
フォワグラも最高に美味しい。
1番上のお花みたいな子はマッシュルーム!手が込んでいます。

友達はブレス鶏ときのこのクリームソース。
こちらも絶品!ソースがめちゃくちゃ美味しかったです。

さてさてお次はフローマージュ。


お好きなものをお好きなだけどうぞ、と。
スキップしようかと思いましたがせっかくなのでクセの少ない強くないものをお願いしました。

それから、フローマージュブランがあったから、少しだけ食べることができる?と聞いたら大丈夫だったからせっかくなのでお願いしました。
フローマージュブランにシャンティにベリーソース。
これ美味しかったなあ。

さてさて最後に運ばれてきたのはたくさんのデセール!!!
もちろんこれも好きなものを好きなだけ。

もちろんお腹はパンパン状態。
写真に写り切らないデセールたちを前に並べられながら、迷う迷う…
迷ってるうちにテーブルにはショコラのココットと小さなお菓子たちが…


このショコラが涙が出るほど滑らかで美味しかった。なのに2口しか食べられなくて本当に涙が出そうだった。笑
悔しい!!
小さなお菓子たちもフィナンシェや大好きなパートドフリュイもあったけど1つも手をつけれず…ああ、悔しい。
結局、タルトタタンとベルナションでずっと気になっていた子をお願いしました。

これにて全お料理が終了。
最後の方は全部食べきることができずでしたがサービスも重たくなくて楽しい時間でした。
英語かフランス語が選べて、わたしは頑張ってフランス語でやりとり。
嫌な顔せず聞き取ってくれて優しい方々でした。
幸せいっぱい、お腹もいっぱい、夢みたいな時間!


もうレストランに行ったというよりはテーマパークに行ったような感じでした。お皿からカトラリーまで全部オリジナル。
残念ながらボキューズさんにはお会いできませんでした。聞いたら現在もここにはいらっしゃるそうで、でもお歳だから昔は恒例だった各テーブルへの挨拶は難しいとのことでした。

ちなみに…お値段について知りたい方は帰国したらわたしに聞いてくださいね!
悔いが残ったバルセロナ。
旅を終え、リヨンに着いた日の夜から友達が来ました。
こっちで知り合った方(日本人)がやっているホステルを使ってみました。

彼が来てからの1週間は本当にバタバタでした。
飛行機は遅れ、TGVも遅れ、結局リヨンに着いたのは着く予定の翌日夜中の1時45分…
次の日はずっと楽しみにしていたポールボキューズ本店へ!(これは次回書きます!お楽しみに!)
その翌日からバルセロナに行ったのですが帰りの飛行機がストライキによって飛ばないことになったと連絡が入り観光どころではなくなり、空港のカウンターに行っていろいろ確認…すごい時間を取られる。
結局わたしがバルセロナで1番楽しみにしていたピカソ美術館に行けず…うう…
でも見てきました、サクラダファミリア!



ガウディ建築やいろいろ見ました。(適当)



バルセロナの市場で食べた切りたての生ハム美味しかったなあ。
あと、カフェが安かった!
クロワッサンとカフェラテでどこも1.60ユーロから2.20ユーロくらい!
トラブル続きで食べたかったものが全然食べれずかなり悔いあり。
2日目の夜に行った大人気のバル。
すごく賑わっていました。
マテ貝を初めて食べました。

トラブル続きだったけど(他にもいろいろあったんです)12月の旅ですっかり強くなったわたしは飛行機は飛ばなかったけれど別ルートにて予定日にリヨンに戻ることができました。
どんどん可愛げのないオンナになっていくなあと思いながらも、ずっと心の中にある
”臨機応変に柔軟に対応できる、幅のある人間になりたい”
という夢に向かっているのだ。
そんなことを考えていた、バルセロナでありました。
そして何事もなく無事済んだ12月の旅は運もあったし、自分のやってきたことに間違えはなかったのだ、と確信したのでした。
12月を終えて。からのパリ。
旅の日が近づくにつれて楽しみと不安が交差する日々でした。

出発前日のリヨンに着いた日に中華を食べた後ちょっとトラブルがあって、スタートでこけたなあなんて心配していました。

フランスに来る前、TGV(フランスの新幹線のようなものです)に乗ることすらできないだろうと思っていたし海外はそれなりに行っていたけれど、まさかワーホリ中にこんなにたくさんの国を見ることができるとは思ってもいませんでした。


イギリスに行ったとき、旅行用洗顔料をホステルの洗面台に忘れてきました。
すごく悔しかったのです。
洗顔がなくなったことがではなくて、自分が気をつけていなかったこと、確認しなかったこと、ふと気が抜けてしまったことが悔しかった。
これがまだ洗顔だったから良かったのですがやっぱり一瞬でも気を抜いてスリやこわい目にあうのは避けたかった。
だからいつでも気を張っていました。
それから何でも確認しました。
とにかく誰かに聞きました。
やりすぎかもしれませんが、バス停や駅は前日までには必ず1度現地まで行くようにしていました。
わたしは本当にツメが甘いのですぐ気が緩みがち。
知らない地で自分を守れるのは自分しかいないのです。


今回の旅を終えてすごく自信もついたし、いい経験をすることができました。
いろんな国の色や匂いや音。
ただ歩いているだけで、それだけで良いと思っていました。
わたしの写真は今まで1度もフィルターをかけていません。
曇りの日は真っ暗な写真。
逆光か何かで空が完全に飛んじゃってる写真もあるし…
でも、これがわたしの見た景色。
わたしの居た日のこと。
わたしの向いている方向。時間。
フィルターをかけるとやたらカッコ良くなっちゃう!
お菓子も3割増しで美味しそうに見えちゃうし。
でもフィルターをかけていないとしても、写真だけでは伝えられないものがそこにはたくさんあってそれをわたしは感じてきた。
きっと忘れません。

そしていろんな人に出会いました。
前に書いたベオグラードのホステルで出会った陽気なシンガポール人男性、また会いたいな。彼は翌朝4時発だったから同じ時間に起きて見送ったらすごく喜んでくれてハグして別れました。(多分ゲイだから大丈夫。笑)
韓国人の女の子たちにはオーストリアでみかんをもらい、さらにヴェネチアでは韓国人カップルに夜ごはんに誘われたり。
あとはザグレブのホステルではブラジル人の女の子たちと仲良くなる。外国人って、名前をちゃんと覚えているからすごい。翌日、アユミーと呼ばれたけどわたしはすっかり彼女たちの名前を忘れてしまいました。
ストラスブールから1度戻ったリヨンのホテルで知り合ったパッカーのフランス人男性とはメール交換中。
みんなわたしが1人だから優しく声をかけてくれました。


いろいろな国で全然違う文化や生活をしているのに、街を歩いているとみんなお腹が空いたら何かを食べてる。
楽しいときには笑ってる。
当たり前のことなのに不思議でたまらなかった。
みんな同じ。
いろんなことがいっぱい違うのに、これはみんな同じなんだよなあと思いました。


旅を終え、パリに来ました。
フランス人の大家さんからお部屋を借りています。
このことはまた違う機会に書くとして。
大家さんはとても親切なマダムで車で夜のパリを案内してくれました。
いろんな国を見てからのパリ。
ああ、どうしてみんながパリを好きになってしまうのか。
分かるような気がしました。
まだまだ数日しかいないから右も左も分からないけれど。
今までとは違う”大きさ”がここにはあります。

少しずつ、パリを知っていけたらいいな。
ミラノも休日。
ミラノはファッションの街だそう。
パリコレ、なんてのは聞き馴染みがありますがミラコレ、なんてのもあるらしい!

イタリアは全体的に女性はスタイルが良いなあと思うことが多かったです。

ミラノは26日に入りましたがまだまだノエルの延長で街はお休み状態。

とりあえずミラノの目玉、ドゥオーモを見に行きました。


この建物、結構好き。
ヨーロッパ内をずっと見ていると、どれも似たり寄ったりになってきちゃって…正直飽きてくる。笑
けどこれは個人的に好きでした。

それからいよいよリゾットを食べようと決めていたシーフードレストランへ…
ところが思ったより離れた場所にあり、到着した頃にはキッチンが閉まっているという事態に!
がっくし…
これを楽しみにしていたのに。
街のほとんどのお店が閉まっているし…
近くをうろうろしていたときに見つけたレストランで聞いたら、すぐ食べてくれるなら大丈夫と言われ駆け込みで入店。
ずっと食べたかった魚介のリゾット。
すごいボリューム!

これでもか!って程えび、いか、ムール貝にあさりがたっぷり。
ちょっと食べたかった感じのとは違ったけれど、これはこれで美味しかったです。
しっっかりぼったくられましたが。笑
イタリアはレストランに席代がかかったりするんですが、初めに言っていた金額と違う…かなり不明瞭な伝票だったし。やられた!
でもまあこれも旅の笑い話になれば良しです。

それから街をぶらぶらして、リヨンに夜行バスで帰りました。

これにて全日程が終了。
大きな問題もなく無事リヨンに戻ることができました。
たくさんあったeチケットも0に。

ミュンヘンから始まったこの旅。
いろいろありました。
うん、やりきった!
慎重に確実に。
わたしらしくダラダラと。
建物よりもお菓子を重視して。
日々の生活もそうですが、実はブログにあげてるお菓子はほんの一部。
他にもいろいろ食べています。
え!これ以上?!って思われちゃうかもしれませんがわたしにとってフランスにいることも、外国に行くことも、やっぱりお菓子のためなのです。

次回は旅のまとめを書きます。
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